【投資家は大損?】銀行だけが儲かる投資信託の秘密とは!

こうき
投資信託は銀行だけが儲かる商品ですので買わないようにしましょう!

 

銀行で資産運用の話になるとよく投資信託をおすすめされます。

そのせいか、資産運用というと投資信託がポピュラーな商品になってきました。

 

果たして、投資信託はホントに儲かる商品なのでしょうか?

 

実は銀行のおすすめ通りに投資信託を購入していると、銀行だけが儲かる仕組みになっています。

 

今回はその理由について解説していきます。

 

銀行や証券会社の営業マンは自分のことしか考えていない

売りたいものだけを売りつけている

営業マン
こちらの投資信託は、これからブームが来るAI関連の株式に投資していますので大きな利益が期待できますよ!
営業マン
これからは新興国の時代です。ブラジル株はBRICsにも数えられる将来有望な国ですよ!

 

銀行や証券会社の営業マンは様々な理由をつけて投資信託をおすすめしてくるでしょう。

こうやって案内されると、なんだか良さそうに思えてきてしまいますよね。

 

でも、騙されないで下さい。

これは、残念ながら「商品が良い」からおすすめしてくるわけではなく「彼らが売りたい」からおすすめしているのです。

 

では、なぜそんなに特定の投資信託を売りたいのでしょうか?

 

上司からのノルマの達成が至上命題

それは、上司からの「この投資信託を売れ」という指令があるからです。

 

銀行や証券会社に限らず、会社という組織であれば上司からの命令は絶対ですよね?

 

特に金融関係は金融という商品の性質上、規律がしっかりしていますし、ノルマというものが設定されています。

 

営業マンは営業ノルマ達成のために上司(会社)から指定された特定の投資信託を売らなければならないのです。

 

このような形になってしまうのは、例えばメガバンクのように大きな組織である以上避けられない宿命と言えるでしょう。

 

営業員は自分がおすすめする商品を購入していない

さらに、銀行や証券会社の人は自分がおすすめしている商品を自分では購入していません。

 

もちろん株式等はルール上取引することが出来ませんから、購入していないのも当然でしょう。

 

しかし、投資信託であれば問題なく購入できるはずです。

 

なぜ、自分達がおすすめしている商品を自分では購入していないのでしょうか?

それは、投資信託そのものを粗悪な商品だと思っているからです。

 

銀行や証券会社の営業マンは、いろいろな投資信託をおすすめしてきますが、会社の方針・上司の方針でやむなく決められた商品を売っているだけに過ぎません。

 

こうき
営業員が自分で投資信託を購入していないという事実は、投資信託の内容が粗悪である事を証明していると言えます。

 

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回転売買には気を付けよう

銀行や証券会社が利益をあげるための方法として「回転売買」というものがあります。

一般的に投資信託の手数料を支払わなければならないタイミングは3つあります。

 

  • 投資信託を買った時(購入時手数料)
  • 投資信託を保有している時(信託手数料)
  • 投資信託を売る時(信託財産留保額)

 

投資信託を「買った時」、「保有している時」、「売った時」の3つのタイミングで手数料が発生します。

 

銀行や証券会社にとってはどのような売買が一番利益が大きくなるでしょうか?

 

理想は、今保有している投資信託を売ってもらって出来たお金で新しい投資信託を買ってもらう、という形です。

 

これが、回転売買と呼ばれ銀行や証券会社によって熱心におすすめされてきました。

 

しかし、これは投資家の利益を損なう行為として問題視されており、金融庁も注意を促しています。

 

みなさんも営業トークに流されて、頻繁に投資信託を売り買いしないようにしましょう。

 

投資は一度買ったら長期保有が基本ですので頭の片隅に入れておいてください。

 

こうき
回転売買は投資家の不利益となるため金融庁からも指導が入っています。皆さんも銀行や証券会社の言いなりにならないよう注意しましょう!

 

投資信託のファンドマネージャーは経験の浅い若手社員が務めている

投資家にとって残念なニュースは他にもあります。

 

それは、投資信託のファンドマネージャーについてです。

 

投資信託を作っているのは大手のアセットマネジメント会社がほとんどです。

 

大手と言われると安心感がありますが、投資信託の運用に関しては細かくルールが規定されています。

 

当然、ファンドマネージャーによる自由な投資判断というのはあり得ません。社内ルールに従った機械的な取引になってしまうのです。

 

そのため、投資信託のファンドマネージャーは若手社員が務める事が多いです。

 

経験がなくてもルールに従った売買を機械的に繰り返していくだけですので問題ないのです。

 

あなたは自分の大切な資産を経験の浅いイチサラリーマンである若手社員に預けたいでしょうか?

 

本当にプロに運用してもらいたいならヘッジファンド

ヘッジファンドは組織に縛られない

本当に資産運用のプロに運用してもらいたいのであれば、ヘッジファンドという方法があります。

 

ヘッジファンドでの資産運用は、金融先進国である欧米の富裕層に好まれている方法です。

 

資産運用に精通したファンドマネージャーに資金を預ける事で代わりに運用してもらうのです。

 

ヘッジファンドのファンドマネージャーは、金融機関で経験を積んでから自分で独立しているパターンがほとんどです。

 

そのため、会社のルールや上司の意見に縛られる事なく、自由に運用を行う事が出来ます。

 

しがらみに捕らわれずに利益を追求した資産運用をできる所がヘッジファンドの良い点です。

 

運用成果に連動する成功報酬制度

ヘッジファンドでは成功報酬というものが採用されています。

 

成功報酬では運用成果に連動してヘッジファンドへの手数料が決まります。

 

そのため、ヘッジファンドにとって運用成果を上げるモチベーションが生まれるのです。

 

投資信託は運用成果が良かろうと悪かろうと定額報酬ですからそこは大きな違いですね。

 

本物の資産運用に取り組みたい人は、ヘッジファンドで運用することをおすすめします。

 

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