良い会社に入って会社の仕事をがんばっていれば一生安泰。何不自由ない暮らしができる。
そんな時代もありましたが、はるかむかし昭和時代の話です。
令和の時代の今、がんばって会社に尽くしても報われません。個人個人が自分たちの将来設計は自らやらなければいけないのです。
会社の給料に頼らずに経済的自由を得るにはどうすればいよいのでしょうか。
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「会社の仕事をがんばる=良いこと」ではない
社畜を生み出すための義務教育
そもそも私たちはなぜ会社の仕事をがんばるのが当然だと思っているのでしょうか。それは、そのように教育されたからです。
日本は学力水準の高い国で、義務教育もしっかりしています。
ですが、この義務教育というのはそもそも従順に働く労働力を生み出すための国の戦略だったのです。
義務教育が誕生したのは明治5年ですが、日本は開国したばかりで諸外国に追いつくための発展が必要でした。
その労働力を確保するために生まれたのが義務教育なのです。その証拠に義務教育では、先生のいうことを聞くことや、集団行動が重んじられれています。
会社に入っても一緒ですね。上司のいうことをよく聞いて会社のためにマジメに働く人材が重宝されるのです。
会社に都合よく利用されている
という訳で、「会社の仕事をがんばる」というのは一般的には良いことだと思われがちですが、良いことでも何でもありません。
ただ、会社に都合よく利用されているだけです。
会社の仕事をがんばると達成感を得られることもありますが勘違いです。社内で表彰されたとしても良いことをしている訳ではありません。
唯一得られるとすれば、自分が優秀なんだという優越感くらいでしょうか。それはそれでモチベーションにはなりますが、絶対的に会社の仕事は頑張らなければいけないもの、という認識は間違いなのです。
現代のサラリーマンは古代ローマでいうと奴隷
丁寧に扱われていた古代ローマの奴隷
常識を一度忘れて考えてみると新たな気付きを得られるものです。
あるテレビ番組の東京大学教授の解説では、「古代ローマの奴隷は現代でいうとサラリーマン」といった説明がありました。
これは衝撃ですよね。ですが、まさに的を得ていると言えます。
ちなみに古代ローマの奴隷は、我々が奴隷と聞いてイメージするよりもいい暮らしをしていたそうです。
マジメに仕事をがんばれば服や食べ物などの褒美ももらえましたし、労働時間も一日当たり半日だったと言われています。
現代のサラリーマンの方が大変かもしれませんね。
生き方の問題である
社畜や奴隷といった強めの言葉が出ましたが、誤解のないように言っておくとサラリーマンが悪いと言っているわけではありません。
国や会社から搾取はされるかもしれませんが、毎月決まったお給料も出ますし社会的な信用もあります。
一概にどっちが良いという話ではなくて生き方の問題です。
古代ローマでもマジメに働き主人に尽くして奴隷から解放された後も、自分の意志で奴隷の身分に戻る人もいたと言われています。
あくまで個人がどう生きるかの話なのです。
あなたが自由市民としていきたいなら、経済的自由を手に入れたいならぜひ読み進めてみて下さい。
会社をできるだけ利用する
福利厚生を利用する
ここまで見てきた通り、会社に恩義を感じて尽くす必要ありません。
会社に利用されるのではなくむしろ利用してやりましょう。そのもっとも簡単な方法が福利厚生です。会社によって異なりますがざっと次のようなものがあるのではないでしょうか。
- 家賃補助
- 保養所などを安く利用できる
- 指定の宿に特別価格で泊まれる
- ローンの金利が安くなる
- 各種チケットやサービスの割引
- 特別金利の財形貯蓄
- 有利な条件で取得できる持ち株制度
- 各種資格に対する特別手当
こういった福利厚生は使わなければ損です。積極的に使っていくようにしましょう。
残業はやめて自分のために時間を使おう
また、残業をするのは止めましょう。経済的自由を得ようと思ったら自分のために時間を使わなければいけません。
会社のために使っている時間はないのです。
周りの雰囲気に惑わされず、定時退社をして資産運用の勉強に励みましょう。
そして、言ってしまえば会社よりもあなたの方が立場は強いです。あなたが定時退社を繰り返し仕事を最低限しかしなかったとしても、簡単にクビにすることはできません。
それほど日本のサラリーマンは法律で守られているのです。安心して自分の勉強に集中しましょう。
一歩ふみだす勇気を持とう
上司は自分の未来像
あなたが今いちばん一緒に時間を過ごしている人は誰でしょうか?
恐らく同じフロアで働いている上司や同僚ではないでしょうか。
あなたは上司のことをよく思っていますか?あまり好きではありませんか?
その答えがどちらにしろ、あなたは将来上司のようになります。
同じ環境で過ごしている年上の人があなたの未来です。自分だけは違うと思っているかもしれませんが違いません。必ずそうなります。
もし、あなたの職場に尊敬できる上司ばかりが溢れているのならムリに会社を辞める必要もないでしょう。幸せな職場ですから続けることをおすすめします。
ですが、もしあなたが将来身の回りの上司のようになりたくないと思うなら、すぐに抜け出す準備をしなければなりません。
同僚との飲み会で得られるものはない
経済的自由を得たいなら、周りの同僚と同じように行動していてもいけません。
職場の付き合いで同僚と飲みに行くこともあるでしょう。ですが、そこで会社の愚痴や上司の愚痴を言っていても何も世界は変わりません。
一生、愚痴を言いながら生きるだけです。
また、あなたが世界を変えようと資産運用の勉強を始めたとしましょう。飲み会の誘いを断って勉強をする。そんな時、周囲の同僚は素直には応援してくれないかもしれません。
日本人は一般的に成功者をよく思わないと言われています。素直に褒めたたえるよりも嫉妬心が勝ってしまうのです。出る杭は打たれるなんていうことわざもありますね。
同僚に足を引っ張られることもあるかもしれませんが、気にしないようにしましょう。周囲の雑音を気にせず、やるべきことをやるのが経済的自由を得るための唯一の道です。
経済的自由を得て幸せに暮らすには
不労所得を育てよう
経済的自由を得るためには、資産運用の勉強をした後に不労所得を作るようにしましょう。
自分が何も働かなくてもお金が入ってくる手段です。
色々な商品がありますが、「株」がもっとも魅力的な投資対象でしょう。
株式は不労所得として配当がもらえる上に、値上がり益にも期待できます。さらに、売買も簡単ですので万が一失敗した時にもすばやく撤退することができます。
攻めの面からも守りの面からも、間違いなく株式がおすすめです。
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投資はプロに任せて自分の時間を確保しよう
株式投資は非常に魅力的ですが、一般の個人投資家は95%が勝てないと言われています。
それもそのはず、株式投資の世界ではプロのトレーダーたちがしのぎを削っています。
彼らこそまさに人生をかけて株式投資に取り組んでいるのです。
自分自身で株式投資のプロを目指してしまっては、本業として仕事をするのとは何ら変わりません。
今の仕事から株式投資の仕事に代わるだけで本末転倒ですよね。
そこで、おすすめしたいのが「投資そのものは投資のプロに任せる」という方法です。その方が自分の自由時間も確保できますし、プロの力を借りて運用できるのでずっと勝ちやすいです。
間違いなくプロに任せることをおすすめします。
ヘッジファンドで資産運用しよう
投資のプロと言っても色々あるように感じるかもしれませんが、おすすめはヘッジファンドです。
ヘッジファンドは成功報酬という形で報酬を得ており、運用成果を出さなければ大きな成果を得ることができません。まさに資産運用のプロだということができます。
銀行や証券会社はあくまで金融書品の販売手数料で報酬を得ています。彼らは金融商品の販売のプロであり運用のプロではないのです。誤解しないように注意して下さい。
ヘッジファンドにも色々種類がありますが、おすすめのファンドを下のランキングで解説しています。どんなファンドがあるか分からないという方はぜひ参考にしてみて下さい。
一般的な常識や周囲の意見に惑わされずに必要な資産運用を実践する。経済的自由を得る方法は意外と簡単なのです。