資産運用をしてお金を働かせることで、お金に関する心配は激減します。
労働から得られる収入にのみ頼っていたころより、驚く速さで資産形成ができることでしょう。
ですが、資産運用は何となくでやってしまうと、あなたの大事な資産が減ってしまいます。
資産運用を成功させるためには正しい考え方が必要です。
泥沼にはまる考え方と成功する考え方。3つの思考法について解説していきます。
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泥沼①勝ったら自分の実力!負けたら運!
きちんと現実を認識しよう
まず初めは、泥沼にはまってしまう思考法の一つ目です。
「勝ったら自分の実力!負けたら運」
儲かった時は、自分の資産運用が良かった、株式の選定が適切だった、良いタイミングで売り抜けた、というように自分のスキルをほめたたえます。
一方で損失が出てしまった時は、たまたまタイミングが悪かった、世界経済も悪い方向にいっているし運が悪かった、というように運のせいにしてしまうのです。
つまり、自分がミスをしたということを認められていないわけですね。こういう精神状態では資産運用はうまくいきません。
経験者はとくに注意しよう
こういう思考法に陥ってしまうのは経験者の人がおおいです。
少しの経験をつむと自分の実力がすごく上がったように錯覚してしまうのです。
初心者の時は、誰しもが謙虚な心を持っていたはずです。利益が出ればビギナーズラックですし、失敗したら初心者ゆえの力不足ですよね。
「利益が出たら運!損失がでたら自分の実力」くらいの謙虚な気持ちが持てるといいでしょう。
成功①ミスはきちんと受け止めて改善する
事実を認識して分析する
さて、成功するにはどんな思考法をすればいのでしょうか。
「きちんとミスをうけとめる」
これにつきますね。何も資産運用に限った話ではありません。上手くいかないことや失敗することは誰にでもあります。
そこで自分のプライドに邪魔されて運のせいにするのではなく、きちんと冷静に分析するのです。
- ミスをしてしまった原因は何なのか
- どうすれば防げたのか
- 改善すべき点はどこか
- 再発防止には何をすればいいのか
こういった項目について確認し検証していくことが必要です。
泥沼②裏技を探してしまう
奇抜な方法を選択してしまう
「裏技を探してしまう」
二つ目にハマってしまう泥沼がこちらです。
- まっとな方法では勝てないのではないか
- 他の人と違うことをやらなければ勝てないのではないか
- 何か裏技があるのではないか
その結果、奇抜な方法ばかりを試してしまうのです。ですが、得てして奇抜な方法というのは長続きしません。
結局は、変わった方法ばかりを選択していると資産を減らす結果になってしまうのです。
成功②基本を大切に
全てに共通する成功の秘訣
資産運用で長期的に見て勝ち続けるには、キホンが大事です。
あまり難しいことを考えずに王道を歩むのが成功する秘訣なのです。
これは、資産運用に限らずスポーツや勉強の世界でもそうですね。
基本的なトレーニングをサボる人に大成する人はいませんし、基本問題が解けない人は応用問題も解けません。
「基本を大事に」
これは全てに共通する成功の秘訣ではないでしょうか。
泥沼③短期間で一気に儲けようとする
短期間では安定しない
最後の泥沼はこちらです。
「短期間で一気に儲けようとする」
誰しも資産が短期間で増えたら嬉しいですよね。ですが短期間で儲けようとすればするほどリスクも上がりギャンブルに近いものになってしまいます。
一時的に儲けてもその後資産を減らしてしまっては何の意味もありません。
目の前の損得に振り回されすぎないように周囲しましょう。
結果しか見ていない
また、合わせて注意してほしいのが、結果しか見ないということです。
資産運用では油断すると、いくら儲けた、いくら損したという結果にしか目がいかなくなってしまいます。
確かに、結果も重要ですが、結果からだけでは得られるものが少ないです。
どんなに良い方法をやっていても損することもありますし、悪い方法でも得することもあります。
結果のみで良し悪しを判断するのはやめましょう。
成功③マジメにコツコツとやる
長期的にみる
成功するには、まじめにコツコツと取り組むことが必要です。
1年2年と結果が出なくても、資産運用の勉強を続けましょう。
悪い結果が続いたとしても、資産運用の勉強を続けましょう。
長期間、まじめにコツコツと取り組める人だけが資産運用で本当の成功を手に入れられるのです。
プロセスをきちんと評価しよう
結果も重要ですが、結果と必ずセットで考えなければいけないものがあります。それは、プロセスです。
- どういう考えでその運用方法を選択したのか
- 何を根拠にその株式を選んだのか
- 売却タイミングはどのように決定したのか
こうしたプロセスと結果を合わせて分析することで、次はどうすればいいのかというのが分かるのです。
正しい方法を選択していても毎回儲かる訳ではありません。良い時もあれば悪い時もあります。
10戦10勝できないのが資産運用です。
ですが、トータルで見れば成功することはできます。それに必要なのが結果とプロセスをセットで考える思考法なのです。
まとめ
資産運用において泥沼にはまる3つの思考法と、成功する3つの思考法について見てきました。
何も考えずに資産運用をすると、泥沼にはまる考え方をしてしまう人が多いと思います。
これは、人間の本能的にそうなるはずなので気にする必要はありません。欲望や本能に負けずに、成功する思考法を実践すればきっと成功をつかめることでしょう。
自分で自分を律するのが難しいという方は、プロに預けるという方法もありますのでぜひチェックしてみて下さい。
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