長年勤めあげて手に入れた退職金。
大きな会社であれば2000万円~4000万円ほどが手に入るのではないでしょうか。
しかし、いざ手に入れるとどうやって運用したらいいのか分からないという人も多いと思います。
株で運用すればいいのか、銀行に預けておけばいいのか・・・
今回は退職金の正しい使い道について解説していきたいと思います。
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退職金の運用で失敗してしまう悲惨な事例
資金を動かせない投資はキケン
まずは、退職金の運用で失敗する事例から見てみましょう。
代表的なのは、流動性の低い投資です。なかなかお金を引き出せるタイミングがない投資のことです。
退職金をもらうということは早くても50代、一般的には60代の方が多いでしょうから、時間もお金と同じように大切です。
資金が長い期間ロックされてしまう投資は選ばないようにしましょう。
債券は選ばないようにしよう
こういった投資は、例えば社債が該当します。
社債は元本保証で安全な投資ではあるのですが、7年間保有して初めて満額償還というように、ロック期間がとても長いです。
60歳から始めて67歳まで資金を動かせないというのは非常に危険です。選ばないようにしましょう。
価格変動が大きい投資はキケン
また、価格変動が大きい投資も選ばないようにしましょう。
退職金は大切な資金ですから、大きなリスクにさらすものではありません。
大儲けを狙って大きな利益をねらう投資は選ばないようにしましょう。
自分で株に投資するのは止めよう
例えば、よく退職してから株式の取引を始めたという人がいますが、あまりおすすめできません。
株式投資は価格変動の大きい投資に入ります。上手くいけば儲けも大きいのですが、失敗した時の損失も大きくなってしまいます。
本当に全身全霊をもって取り組むならいいですが、たいていは失敗して終わります。
特別な情熱がなければ自分で株式投資をするのはやめましょう。
第3位「とりあえず普通預金に入れておく」
ちょっとつまらないけれども・・・
それでは、いよいよ失敗しないおすすめの運用方法を解説していきます。
まず一つ目は「とりあえず普通預金に入れておく」という方法です。
何も無理して資産運用をしなければいけないわけではありません。銀行預金ほどすぐ引き出せて、元本が保証されているものは他にありません。
焦って変な資産運用を始めてしまうよりはずっとマシだと言えるでしょう。
納得の投資先を見つけよう
ですが、もちろん銀行預金には資産運用の効果はありません。
まったくと言っていいほど利息がつかないのは皆さんご存じの通りです。
あくまでいい投資先が見つかるまでのつなぎだと思いましょう。
とりあえず銀行預金に入れておいて、その間に自分が納得できる良い資産運用先を探すようにしましょう。
第2位「バンガードETFに投資する」
3%くらいの利回りを狙える
第2位はアメリカの資産運用会社バンガードのETFに投資する方法です。
バンガードはインデックスファンドで世界のトップを走っており、商品も充実しています。
まずはバンガード・トータル・ワールドストックETFに投資するのがおすすめです。
こちらは世界経済の成長に合わせて推移します。だいたい年間の成長率は3%と言われており、毎年3%ほどの利回りがねらえます。
すぐに解約できるディフェンス力
バンガードETFはインデックスファンドですので広く分散投資をしています。
大幅に値上がることは期待し辛いですが、大幅に値下がるリスクも小さいです。
さらに、ETFですので解約もできます。いざとなったらすぐに現金化できるので安心です。
アメリカの会社だと手続きが大変だという方は、楽天が出している楽天・バンガード・ファンド(全世界株式)を利用するといいでしょう。
第1位「ヘッジファンドで運用する」
財産形成に強みがある
第1位はヘッジファンドで運用する方法です。
ヘッジファンドは投資家の代わりに資産を運用することを専門にしています。
自分自身が投資に詳しくなくても、プロに完全にお任せで高品質な資産運用を実践することができます。
10%ほどの利回りが狙える
ヘッジファンドを率いるファンドマネージャーは、金融の最前線で活躍してきたプロフェッショナル達です。
自身の資産運用の腕前で生き抜いてきています。
腕のいいヘッジファンドであれば10%ていどの利回りが期待できるでしょう。
退職金を活用した資産形成にヘッジファンドは間違いなくおすすめです。
特に社会貢献を志すヘッジファンドがおすすめ
退職金を社会のためにも役立てる
そして、ヘッジファンドの中でもとくに社会貢献を志すファンドがおすすめです。
退職金をもらうということは、勤め上げられた人たちがほとんどかと思います。
日本の未来を考えた時に、残念ながら明るいニュースばかりではありません。
将来のために、日本社会に何かの形で還元する。誰にでもできることではないですから、資金を持っている人こそが社会への還元についても考えるべきなのかもしれません。
お金は善いコトをして増やす時代
お金というのはみなさまご存じの通り増やすだけでは意味がありません。何に使うのかがとても大切です。
社会貢献を投資理念としているヘッジファンドでは、社会の役に立つ企業や、社会問題解決のために投資を行っています。
こういった流れは世界の投資でもますます顕著になってきています。
これはESG投資と呼ばれますが、社会全体の発展を考慮したESG投資は今や世界の投資の35%を占めています。
資産形成と社会貢献を両立するのが社会貢献ヘッジファンド
もちろん自分自身の資産形成も大切です。
ですが、それと同じように社会に役立つ企業を応援することが、未来の子供たちのためにも必要です。
今後は自社の利益のみを追求する企業は淘汰されていくでしょう。
社会に役立つ企業に投資することで、長期的に見るとリターンも最大化されるはずなのです。
社会性を重視するヘッジファンドは、資産形成と社会貢献を両立します。
退職金を資産運用するならぜひ社会貢献を投資理念とするヘッジファンドでの運用を考えてみて下さい。