なぜ資産運用が必要なのか?
政府はお金の価値を下げている
「これからの時代、資産運用は必須だ」
「貯金ではなく資産運用すべきだ」
なぜ、これほどまでに資産運用が必要とされているのでしょうか?
その答えは簡単です。政府がお金の価値を下げようとしているからです。
政府はインフレ目標として2%を掲げています。インフレ率2%が毎年続けば35年後にはお金の価値は半分になります。
あなたの貯金が1000万円あったとしても実質500万円の価値しかなくなってしまうのです。
つまり、お金を貯金として持っておくと損をします。お金はどんどん資産運用に回さなければいけないのです。
資産運用で多くの人が失敗して後悔する
政府は資産運用をすることをおすすめしてますが、具体的にどう始めたらいいかまではなかなか教えてくれません。
インフレによってお金の価値が減ることに気付いて、せっかく資産運用をやる気になったのにやり方が分からず損をしてしまう人がとても多いです。
よくある5つの失敗パターンを紹介しますので、あとで後悔しないためにもぜひ参考にしてみて下さい。
FXで大儲けを狙う
レバレッジをかけて大きく損する
最もやりがちなのがFXで大儲けを狙う方法です。
FXはレバレッジをかけられる(=自分の保有している金額の25倍までの取引ができる)ので、少ない資金でも大きな利益がでたり損失がでたりします。
「FXで1億円儲けました」みたいな話もありますし、誰でも簡単に始めることができるのでチャレンジする人が多いのです。
刺激の強いギャンブル
FXでは、1000万円あれば300万円、400万円といった金額があっという間に動きます。
一日で100万円儲かった、損したなんていうのもざらにあります。
勝っているうちはいいですが、負けたら目も当てられません。平気で年収分の金額が消えていきます。
刺激も強くて依存性もあるのでまさにギャンブルですね。大損して初めて気づく人が多いのですがはじめから手を出さないようにしましょう。
仮想通貨で大儲けを狙う
仮想通貨は投資ではなく投機
仮想通貨はビットコインを始めとしてイーサリアム、リップルなどいくつもの通貨があります。
機能としては、今まで手続きが煩雑だった海外送金などが手間をかけずにできるメリットがあります。
一方で、メディアに注目されたのはその高い投機性です。2017年にはビットコインで億万長者を達成した「億り人」と呼ばれる人たちが多く誕生しました。
まさに早くから投資を始めた人にとっては夢を実現する通貨だったと言えます。
流行りものにはのっかるな
しかしながら、報道を見てから参入した人たちは痛い目を見たことでしょう。
2017年末には200万円を超えていた価格が、2018年には30万円台まで下落してしまったのです。
ここから得られる教訓は、流行りものにのっかると大きく損をするということです。
誰でも知っている=高値のピークだと考え、そこから投資を始めるようなことはしないように注意しましょう。
うますぎる投資話にだまされる
元本保証にだまされるな
自分は絶対にだまされないと誰もがおもいながらもハマってしまうのが「うますぎる投資話にだまされる」です。
どうやって悪質な話を見分ければいいのでしょうか?
方法はとっても簡単です。
元本保証、もしくはそれに近い話をしてくる会社は選ばないようにしましょう。
まっとうな投資であれば元本保証は絶対にありえません!元本保証を案内してくるということはそれはもう守る気のない約束です。
そんな業者は選ばないようにしましょう。
高利回りにだまされるな
元本保証とセットで案内されるのが高利回りです。
「元本保証で年10%の配当がつきますよ」
「元本保証で毎月3%の配当がつきますよ」
こういった業者は絶対に選んではいけません。
不動産投資で新築マンションを買う
「新築が人気」にだまされるな
サラリーマンの方に人気があるのが不動産投資です。
そして、とくに人気あるのが新築マンションへの投資です。
ですが、新築マンションは絶対に買ってはいけません。なぜなら、販売業者の利益が上乗せされて買った瞬間に大損するからです。
大体販売価格の3割程度が業者の利益だと言われています。つまり、7000万円の物件を買ったら、買った瞬間に4900万円まで値下がりしてしまうのです。2100万円の大損です。
新築マンションは絶対に損をする投資なのです。
家賃保証にだまされるな
あともう一つ気を付けてほしいのが家賃保証です。
不動産投資で一番のリスクは空室リスクです。物件を買ったはいいものの部屋の借り手がつかずローンが払えなくなってしまうリスクですね。
この不安を解消するために家賃保証をうたう業者がいますが安易に信用しないで下さい。
家賃保証はサブリース契約といって、借り手がいようといまいと決まった金額を業者が投資家に払う契約です。
一見、借り手がいなくても家賃が入ってくる安心の契約に思えますが、欠点がいっぱいです。
- 部屋の借り手がいなければ業者からの支払い金額は下げられる可能性大
- 業者が潰れたら保証も終わり、35年も存続できるのか
- 満室になっても業者からの支払金額は増えない
実際にサブリース契約を結んだものの、部屋の借り手がつかず倒産した企業は多くあります。
その場合、投資家に残されるのは数千万円~数億円という多額の借金のみなのです。
自分で株式投資を行う
株式投資そのものはおすすめ
最後は株式投資です。株式投資自体は悪い方法ではないですし、むしろ一番おすすめしています。
注意してい欲しいのが、初心者の方が何となく個別銘柄に投資してしまう場合です。
- テレビで注目していたから
- 雑誌でおすすめされていたから
- 自分が好きな商品を売っている会社だから
そういった理由で銘柄を選ぶと痛い目を見ます。株式投資は儲けも十分期待できますが、損失がでたときも大きいです。
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初心者はプロに任せよう
株で大損したくないという人は、プロに任せるのが良いでしょう。
一番身近なのが投資信託です。1万円~から始められるので小額の資産運用が投資をしたければ投資信託で問題ないです。
1000万円以上のまとまった資産を運用したい人はヘッジファンドを選びましょう。
ヘッジファンドは富裕層向けの資産運用サービスです。資産運用のプロがあなたの代わりに資産運用してくれますので高い利回りが期待できます。
腕のいいヘッジファンドであれば10%ほどの利回りが見込めるでしょう。
個別のヘッジファンドについては下のランキングにて紹介してますのでぜひ参考にしてみて下さい。