経済活動のグローバル化に伴い海外赴任をする人も多くなってきました。
今では多くの人が、日本を出てアメリカやヨーロッパ、アジアなど世界各国で活躍しています。
それ自体は喜ばしいことですが、いざ海外駐在となると気になってくるのが資産運用です。
日本から出てしまうと投資信託や株式等は売買ができなくなりますし、どうやって資産運用していけばいいのでしょうか。
ずばり海外駐在・赴任者が資産運用するならおすすめはヘッジファンドです。その3つのメリットについて解説します。
ヘッジファンドってどんなもの?
プロのハイクオリティな資産運用が実践できる
まずはヘッジファンドがどんなものか簡単に解説していきます。
ヘッジファンドとは、複数の投資家が優秀なファンドマネージャーに資金を預けて自分たちの代わりに運用してもらうものです。
資産運用業務はファンドマネージャーが全て担いますので、投資家は何もする必要がありません。
歴史的には欧米の富裕層に愛用されてきた
ヘッジファンドは、欧米の富裕層の間で愛用されているサービスです。
彼らは資産運用を考える時、もっとも重要なことは優秀なファンドマネージャーに出会うことだと考えています。
決して有名な証券会社や金融機関に資金を預けるのではなく、あくまで実力のある個人(ファンドマネージャー)に託すのです。
日本ではヘッジファンドはまだあまりなじみがありません。ですが、今後どんどん発展していくサービスになるのは間違いないでしょう。
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完全にお任せなので日本にいなくても大丈夫
時差も気にならない
それでは、いよいよヘッジファンドの3つのメリットを見ていきます。
まず一つ目のメリットは「運用は完全にヘッジファンドにお任せできること」です。そのため、日本にいなくても全く問題がありません。
もし、海外にいながら日本の資産運用を行おうとすると、時差の問題もあり実務を進めるのは困難です。
ですがヘッジファンドであればファンドマネージャーが勝手に資産運用してくれます。日本に住んでいようと海外に住んでいようと、変わらないクオリティで資産運用ができるのです。
情報が迅速に入手できなくても大丈夫
海外に住んでいると日本の情報がなかなか入ってこないという問題もあるでしょう。
こちらもヘッジファンドであれば問題ありません。ヘッジファンドでは運用の実務を代行する訳ではなく、どうやって運用するかも含めて完全にお任せです。
投資家が指示を出す必要もありませんので、情報収集が遅れて対応が遅れるなんていうこともありません。
資産運用の戦略立案から実行までをヘッジファンドがまとめてやってくれるのです。
本当に完全にお任せで運用できるヘッジファンドは、海外駐在・赴任者の強い味方となってくれます。
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海外駐在・赴任者はヘッジファンドに投資できる資金がある
ヘッジファンドは最低出資金額が1000万円から
大変魅力的なヘッジファンドですが、1点だけ投資に対するハードルがあります。
それは、最低出資金額が1000万円からと他の運用に比べると高額なことです。
投資信託であれば1万円からできますので、その差は1000倍と圧倒的な差ですね。
なぜ、これだけ違うかというとヘッジファンドは富裕層向けのサービスだからです。細かい話をすると、法的に出資者の制限があり募集できる投資家の数が限られています。
そこで、1人当たりの出資額がある程度ないとキチンとした運用ができないため1000万円からとなっているのです。
十分な運用資金がある
ハードルの高いヘッジファンドへの出資ですが、海外駐在・赴任者であれば越えることができます。
一般的に海外駐在をすると貯金が貯まると言われています。
- 危険手当など給与以外の手当てがつく
- 現地(海外)の物価が安いため生活費があまりかからない
- 家賃は会社持ち
- 遊ぶ人がいないため交際費がかからない
こういった理由から、日本勤務では考えられない額の貯金がたまります。
20代や30代であっても数年を海外で過ごせば、1000万~3000万円ほどの貯金が貯まる人も多いです。
ヘッジファンドの決して低くはない1000万円という出資のハードルを越えられるのは、海外駐在・赴任者の大きなメリットなっています。
若くして資金が手に入るので運用効果が絶大
もう一つポイントとしては、1000万円~3000万円といった大金が若くして手に入るというのが重要です。
資産運用はなによりも若いうちから始めると圧倒的な効果を発揮します。
例えば30歳から70歳まで40年間資産運用できた人と、60歳から70歳まで10年間しか運用できなかった人を比べてみましょう。
同じ1000万円を年率3%で運用すると結果はこちらです。
30歳からスタート | 60歳からスタート | |
30歳 | 1000万円 | – |
40歳 | 1344万円 | – |
50歳 | 1806万円 | – |
60歳 | 2427万円 | 1000万円 |
70歳 | 3262万円 | 1344万円 |
もともとは同じ1000万円ですが、70歳時点での差は歴然です。
- 30歳から運用スタート「3262万円」
- 60歳から運用スタート「1344万円」
若くして資産運用を始めることで約2000万円も得をするのです。海外駐在をすることでせっかく若くして手に入った資産ですのでぜひ資産運用をすることを考えてみて下さい。
証券会社では取引できないけどヘッジファンドならできる
証券会社は日本を出ると売買ができない
日本を出ると適用される税法や法律も変わってきます。
日本の証券会社はあくまで日本の法律で日本国内の金融商品取引業の許可を得ているだけです。海外在住の人が海外で売買をしようと思っても、現地の法律にのっとった対応はできませんしその国の許可を得ている訳ではありません。
そのため、日本の証券会社は海外に住んでいる人に対して、株式等の売買を禁止しています。
つまり、一般的な投資信託や株式で資産運用をしようと思っても海外駐在・赴任者には不可能なのです。
ヘッジファンドなら海外在住でも資産運用できる
一方、ヘッジファンドであれば海外にいながらも資産運用が可能です。
全部のヘッジファンドがという訳ではないですが、海外駐在・赴任者に対応しているヘッジファンドもあります。
見てきた通り海外駐在・赴任者はそもそも資産運用の選択肢がとても少ないのです。
そういった状況の中で、ヘッジファンドが海外在住者にも対応している、というのは大きなメリットです。
まさにヘッジファンドは海外駐在・赴任者向けの資産運用だと言えるでしょう。
ヘッジファンドで資産運用する方法
対面で契約する
それでは、実際にヘッジファンドで資産運用するにはどうすればよいのでしょうか。
ヘッジファンドは私募という形式で募集を行っています。そのため対面で詳細説明を聞いた上で契約に進む必要があります。
少し手間がかかりますが、説明を聞いて損はないので一度聞いてみることをおすすめします。
面談はホームページから申し込める
手続きとしては、面談はヘッジファンドのホームページから申し込めます。
ヘッジファンドはその性質上、細かい情報がホームページ上に公開されている訳ではありません。
詳細な情報を得るためにも直接会って説明を聞くことが必要です。
面談をしてみたい方は、ヘッジファンドのホームページから問い合わせることができますので確認してみて下さい。
個別のヘッジファンドについては下のヘッジファンドランキングでも紹介していますので、そちらもぜひご一読いただければと思います。
むしろ、大金を運用できるメリットの方が大きいです。その優位性をぜひ活用してみて下さい。