資産を増やしてお金持ちになりたい。将来の不安をなくしたい。幸せな老後を送りたい。
これらを実現するためにはどうすればいいのでしょうか?
実はものすごく簡単なたった1つの法則を守るだけで誰にでも出来るのです。
この法則は世界で最も成功している投資家、ウォーレンバフェット、ジョージソロス両名の投資哲学に答えがあります。
その秘密について解明していきます。
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世界一の投資家ウォーレンバフェット
(出典:ウィキペディア)
ウォーレンバフェットとは言わずと知れた世界No.1の投資家です。その資産額はなんと883億ドルと言われています。
この驚くべき資産をウォーレンバフェットは自分一代で築き上げたのです。
その方法が資産運用です。バフェットは株式投資で8兆5,600億円にも上る資産を築き上げました。
そのバフェットが守っている勝利の投資哲学を見てみましょう!
投資のルール①:決して金を失うな
投資のルール②:ルール①を絶対に忘れるな
バフェットの幼き日の教訓
バフェットは1930年、ネブラスカ州のオマハに生まれました。バフェットの父、ハワード・バフェットはオマハで銀行員をしていました。
時は大恐慌の真っただ中、バフェットが生まれてから1年後、1931年の8月に父の勤める銀行は倒産してしまいました。
ハワード・バフェットは職を失い失業者となりました。さらに、ハワード・バフェットは自身の銀行に預金をしていたので、それまで貯めていた資産も全部失ってしまったのです。
ハワードはなんとかしようと自身の証券会社を設立しましたが、不況下では株を売るのは簡単ではありませんでした。
バフェットは幼き日の苦労を経て、お金を失う事の痛みを心に刻み込みました。これが今日のバフェットの成功の礎となっているのです。
どんなにお金を稼いでも節約を続ける「オマハの賢人」
バフェットは大富豪です。ですが無駄遣いや浪費を一切しません。
自宅も質素で、1958年にわずか3万1,500ドルで購入した家に今も住んでいます。
高級料理よりもマクドナルドを好み、お気に入りのチェリー・コークも安い店を探してまとめ買いします。
バフェットにとってお金は使ったり失ったりするものではありません。儲けて取っておくものです。
お金を守るという事を徹底しているのです。
イングランド銀行に勝利した男。ジョージソロス
(出典:ウィキペディア)
ジョージソロスも世界で最高の投資家です。
「イングランド銀行を破綻させた男」との異名を取り、その資産額は252億ドルに上ると言われています。
ジョージソロスが運営するヘッジファンド「クウォンタム・ファンド」は世界で最も成功したファンドです。
年間収益率は驚愕の28.6%。毎年これだけの利益を出し続けるのはまさに神業です。
10年間で40倍以上のリターンを出したという伝説も持っています。
まず生き残れ。儲けるのはそれからだ
生きるたった一つの目的。それは、生き残る事
ジョージ・ソロスは1930年、ハンガリーのブダペストに生まれました。
その14年後、時は第二次世界大戦、ナチスの魔の手が迫ってきました。
常人にはとても理解できませんが、ソロスはナチス支配下にあった12ヶ月を幸せだったと述べています。
「毎日が新しく、心躍る、そして危険な、冒険だった。」
ナチス支配下では、ユダヤ人にとって「見つかってしまう事」=「死」でした。
ソロスの目的はたった一つ、文字通り生き残る事だったのです。
戦争を生き延びた父の教え
「子供のころ、第二次大戦で一生忘れない教訓を得た。私が非常に幸運だったのは、生存術に長けた父を持ったことだ。彼はロシア革命時代を脱獄戦犯として生き延びていた。」
ソロスの父、ティヴァダール・ソロスは第一次世界大戦時にロシア軍につかまり捕虜としてシベリアに送られました。
過酷な環境の中、捕虜収容所から脱出しブダペストにたどり着くまでの3年間、どんなことをしてでも生き延びたのです。
彼はその危機感の高さから第二次大戦でも自分と自分の家族を守りました。
一般の人がナチスの侵略など問題ないと考えている中で、いち早く資産を現金化しました。その後、次々とユダヤ人の資産は凍結されたため、現金化は資産を守るための素晴らしい判断でした。
さらに、家族全員に偽の身分証を買い、家族それぞれに違う隠れ場所を用意しました。
一見、世間の常識とははずれた行動ですし、家族離れ離れになってしまうつらい日々でした。
しかし、全員生き残ったのです。
通常のルールや常識に従っていれば大丈夫だと思われがちですが、事実はその逆です。ルールを手玉にとる事が生き残りの道なのです。
「これは私の投資キャリアとも関連している」
ソロスはこう言っています。投資市場で生き残る事、それは元本を守ることに他なりません。
リスクを前にしてどのように生き残るか。持っているものを守る事が何よりも重要なのです。
「確率の高い出来事」に投資する
投資の達人たちは自分のルールに従う
元本の確保はどのように達成すればいいのか?
「投資をしない」というのは間違いです。
損失を出す可能性が小さく、収益を出す可能性が大きいものに投資をすればいいのです。
バフェットやソロスは自分たちの投資ルールを守る事でこれを実現していきます。
最小限のリスクで最大限のリターン
「大きなリターンを得るためには、大きなリスクを取らなければならない」
一般的に言われている、この考えは間違いです。
もし、リスクとリターンが同じだったとしましょう。
100万円を儲けようと思ったら、100万円以上損するリスクを取らなければなりません。
こんなやり方をしていては、資産運用で一生成功することは出来ません。
投資の達人たちは、最小限のリスクで最大限のリターンをねらうのです。
10万円損する可能性があるけれど、プラス100万円の利益がねらえる。
最小限のリスクで最大限のリターンをねらえる商品に投資し続けることで、投資元本を守るのです。
バフェットはこういった商品を「確率の高い出来事」と呼んでおり、それにしか投資しません。
「確率の高い出来事」にのみ投資をすれば、損失のリスクはほぼ存在しておらず、利益を上げ続けることが出来るのです。
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元本を守る安定的な資産運用をこころがけよう
世界に名だたる投資家ウォーレン・バフェット、ジョージソロスから学んだこと。
それは元本を守る重要性です。
そのためには、最小限のリスクで最大限のリターンをあげる「確率の高い商品」を選択する必要があります。
資産はまず守る。そして増やす。
みなさんも、この大切な言葉を忘れずに資産運用に取り組んでみて下さい。